退職ナビゲーター

ハローワークの歩き方

退職日を向かえて、自由な時間を得たあなたはいつもなら会社に遅刻する時間まで惰眠を貪っていることかと思います。しかし、何時までも自由気ままな生活を維持できるわけでは有りません。食べていくためにも、家族のためにも次の就職先を探さなければならないのです。それに、雇用保険から出る失業給付金を受け取るためにも、退職後のハローワーク通いは大事なのです。

ハローワークの歩き方について

一般に「ハローワーク」「職安」と呼ばれる公共職業安定所は、国によって運営される失業者や新卒者を対象に就職を斡旋する公共施設です。求職者は、ほとんどの場合ハローワークに通うか求人誌を見るかして職業を探すことになります。ハローワークには、設置されている地域の求人情報だけでなく、ネットワークで繋げられた日本全国の求人情報が集められています。

ハローワークの仕事とは

ハローワークは、求人情報を公開するだけが仕事ではありません。求職者・失業者の再就職を支援することを目的としています。あなたが退職後に受け取ることになる雇用保険の失業給付金は、ハローワークへ行かなければ貰うことが出来ないのです。他にも、国が主導しているキャリアアップのための職業訓練への斡旋や、職業相談や新卒者対象の就職相談などが取り扱われています。

ハローワークを活用するためには

ハローワークは、求職登録を行って初めて有効活用できるようになります。求職登録を行わなければ、良い求人情報を見つけても募集先に紹介してもらえないのです。求職登録は、ハローワークが用意している登録用紙に自分の名前や住所、職歴や取得資格などを書きこむ必要があります。求職登録をしておくと、自分にあった求人情報を紹介してもらえることもあるのです。

ハローワークで失業保険を貰うためには

あなたの退職が認められたら、会社から退職時に離職票を貰っておかなければなりません。会社には退職者に離職票を発行し渡す義務がありますし、あなたには離職票を受け取る責任があります。離職票は、退職から10日以内に退職者に渡される必要があります。もし、10日を越えても手元に届かない場合は直ちに会社に連絡を入れる必要があります。

失業認定と雇用保険説明会

手元に離職票や雇用保険被保険者証などの必要書類がそろったら、ハローワークで失業給付金を受け取るための手続きを行います。この手続きが終わると、ハローワークで行われる雇用保険の説明会への出席が求められます。この説明会への出席は義務付けられていないものの、出ておいたほうが得であるといえます。

ハローワークで求職活動する

失業給付金は、受給期間の間遊んで暮らすためのものではありません。「再就職の意思がある失業者を救済する」目的があります。なので、受給資格を維持するためには月に一回の「求職認定日」で報告できるような求職活動を続けていなければなりません。求職活動として認められているのは、「ハローワークで紹介を受ける」「面接を受ける」「企業説明会に出席する」などがありますが、中でも「ハローワーク内の端末で求人情報を閲覧する」のがお勧めです。これだけでも立派な求職活動として認められるのです。

失業認定とは何か

失業認定は、失業給付金の受給資格者が失業給付金を貰うために欠かせない認定です。最初の失業認定は、離職票をハローワークに提出した時に行われます。失業認定された受給資格者には、4週間に一回失業給付金が給付されます。失業認定を維持するためには、前述の「求職活動として認められている行為」を最低でも月三回行っている必要があります。この失業認定を得るには、4週間ごとに行われる認定日のたびにハローワークに行って求職活動を報告しなければなりません。

自己都合と会社都合はどちらが得か

退職者の中には、会社都合による退職にもかかわらず「会社都合だと再就職のときに都合が悪いから」といわれて退職届を書かされた人も少なくないのではないでしょうか。しかし、実際は失業給付金を受け取る場合は自己都合退職よりも、会社都合退職のほうが退職者にとっては都合が良いのです。それに自己都合退職では、最低でも三ヶ月の失業給付金の受給待機期間が発生するからです。退職届を書かされてしまった後でも、残業が多いなどの会社からの待遇によっては会社都合と見なされる場合もあるので、離職票を貰ったらハローワークの窓口で相談してみましょう。