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退職と挨拶・祝

無事に仕事の引継ぎも社内預金などの回収も済ませたら、一息付きたい気持ちになっている人も多いのではないでしょうか。しかし、会社で生活している以上さまざまな人との関わりを持つことになります。また、自分が退職しなくても定年を迎えて退職することになった上司や先輩も出てきます。お世話になった人に対して、退職の際には挨拶をするのが社会人として当然の礼儀であるといえます。退職に関するマナーはなかなか人には聞けませんよね。

退職と挨拶・祝い

いざ退職、となると会社でお世話になった人や取引先で自分を引き立ててくれた人、友人などに退職することを報告しなければなりません。また、自分がお世話になった人が退職するとなると新しい人生の門出に向けた贈り物をするのが礼儀であるといえます。しかし、退職の挨拶や退職祝いを贈るのが始めての人も多くいるのではないでしょうか。

退職を祝う・伝えることの意味

長い人生の中では、人は必ず退職を経験することになります。生涯現役を続けられる、定年退職のない自営業者や職人であっても、家族や兄弟や親戚、友人や知人の退職に接するのです。だからこそ、退職に際しての礼儀を知ることは社会人として、とても大事なことであるといえます。

退職時の挨拶

退職の際には、お世話になった人に向けて挨拶状を送るのが社会人としての礼儀であるといえます。取引先の人に送っておくと、再就職後も何らかの形でお世話になる可能性が生まれます。たとえ退職時に、「顧客と関わりを持たない」と誓約書に書かされていても、自分からではなく「取引先の方から接触する」分には、何の問題は起きないのです。

退職の挨拶状の文面は

退職を伝える場合、親しい友人であるなら携帯やパソコンから電子メールを送って終わり、でも良いのですが、取引先や目上の人相手には手紙で送るべきでしょう。出来れば手書きで、送る相手が多いのであればワープロやパソコンで作るようにします。文面は、必ず「拝啓」で始めます。時節の挨拶と、「ますますご健勝のことと存じます」「ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」などの相手方への礼を忘れないように書きましょう。本題では「自分が会社を辞めることになったこと」「在職中にお世話になったことへの感謝」をきっちり盛り込みます。


退職の挨拶状の例文

拝啓

早春の候、ますますご健勝のことと存じます。

このたび、私こと○○○○は×月△日を持ちまして株式会社□□□□を退職いたしました。在職中は格別のお引き立てを賜ったことを厚くお礼申し上げます。今日まで無事に過ごせたのは皆様の温情とご指導の賜物と、心から感謝しております。これからもご指導ご厚誼を賜れれば幸いと存じます。

末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げご挨拶といたします。

敬具

平成○○年×月◇日

(自分の名前)

定年退職のお祝いはどうする?

会社勤めをしていると自分の退職よりも先に、先輩や上司の方や取引先の方が定年退職していくものです。定年を迎えられる人生の先輩にしてみれば、定年退職は第二の人生の門出であるといえます。私たち後に残る者がすべきことは、先に旅立っていく先輩を祝うことなのです。

退職祝いに何がふさわしいか?

退職祝いには、贈り物はつき物であるといえます。会社の上司へ贈るのであれば、同僚と連名でペアのグラスなどの家で使うものを贈るのが無難なところでしょう。予算は一人当たり5000円から1万円を見て、インターネットやカタログなどで探しておくと合意を得やすいです。もしも相手が「退職後は夫婦で旅行に行きたい」と周囲に語っていたのなら、先方で行き先を自由に決められる旅行ギフト券などの金券を贈るのも良いでしょう。旅行は行き先やスケジュールを決める準備期間を含めて楽しむものですから、お仕着せの航空チケットなどを直接渡すよりも心に残るでしょう。

退職祝いとともに贈る言葉

贈り物が決まったら、お金を出し合った同僚たち一人一人の気持ちが伝わるメッセージカードを作成して、贈り物とともに渡しましょう。メッセージカードは、退職の挨拶状のようなかしこまった文章でなくても構いません。自分の心からの気持ちを素直に伝えるための言葉を書くようにしましょう。